yoko kobayashi2017年3月9日春の便り「 春ですよ!トンビが大空でのんびりと歌ってます。 小川の水も歌いながら、あふれんばかりに流れています。 春の光の子が、風に乗って水面を滑ってきてます。 白梅も二分咲き。 道端に小さな青い花が咲き揃い、山は深く青くて…。 ...
yoko kobayashi2017年3月2日増える傘買い物を済ませ外に出ると、雨が降り出していた。 急に降り出した雨に、まるで「あらま、どうしましょ。」と言っているかのように、 5羽のハトが歩道をウロウロしていた。 私も「しまった、また一本増える。」と思いながら、傘を買いにUターンする。...
yoko kobayashi2017年2月23日充実した日々自分で考え、行動し、様々な問題(一般的にはごく普通のことかもしれない)を少しずつクリアできていること、 こんなことに充実感をいだく昨今です。 今年に入って特に、よくここまで来れたと痛感しています。 これもみな、応援してくれている人たち、心の支えとなってくれている友人のお...
yoko kobayashi2017年2月18日自分らしく 後ろを振り返ると、確かに私がつけてきた足跡がある。 でもこの足跡を全て消さなければならなくなった一年前、それを思うだけで胸が苦しくなる。 昨夜は、近寄ることさえ怖かったライブハウスに足を運ぶことができた。 かつて私も何度も演奏させてもらったこの場所に、...
yoko kobayashi2017年2月14日感謝来月に録音する曲をほぼ決めました。頭の中は真っ白な状態で何も考えず、当日ピアノの前に座ることを楽しみに、そして自然に音が出てくるのを待つだけです。 このところ、一日一日が貴重なものに感じることができ、何よりも、再び音楽のことをあれこれ考えることが出来ることを幸せに思います...
yoko kobayashi2017年2月10日記憶何か考え事をする時や心に迷いがある時など、近くのショッピングモールをぶらりと歩く。 そのうちに商品に興味がわいてきて、心の迷いなんかはどこかに吹っ飛んでいたりする。 時節柄、いたるところにチョコレートが並んでいて、女子高生二人がキャッキャッと言いながら、...
yoko kobayashi2017年2月6日心にあるもの西日が建物の窓ガラスを照らし、目の奥がちかちかするようだった。 いつの間にか日の入りも少し遅くなり、一日も長くなったんだなぁと思ったりする。 遠くの空には暗い雲とオレンジ色に染まった雲が、まるで織物の模様のように浮かんでいた。 ...
yoko kobayashi2017年2月3日日常感銘を受けた音楽、好きな本、澄みきった空気、冬の青空、柔らかい陽の光、電車内から見える街並み、これらのことを思い返すだけで、良い一日だったと感じられるようになった。 立ち寄ったCAFEでは、チェット・ベイカーが流れていた。...
yoko kobayashi2017年1月28日気長に焦る必要は何もない。気長にやるのが一番です。と自分自身に言い聞かせる。 少しずつ、自分の「居る場所」を取り戻すために、事は動いている訳だから。 希望を捨てず、糸が絡み合っているのならば、一つ一つほぐしていけばいい。 事態がどれほど大変でも、糸口は必ずあるはず.....。...
yoko kobayashi2017年1月17日二台のピアノ一昨日、ご厚意でスタジオのピアノを使わせていただく。良く晴れた非常に寒い一日だった。 窓の外には大きな道路が走り、太陽の光が、通り沿いに並ぶ木々の枝葉をキラキラと輝かせていた。 何とホッとする時間なのだろう。 昨年なくした私の「居る場所」を、取り戻すことができる日は来...
yoko kobayashi2017年1月15日前進ほとんど顔も上げず、ただ毎日呼吸をし、一日一日を終えるしかなかった。 自分がどこにいるのかも分からず、正しい方向に向かっているという確信も持てなかった。 私自身で物事を決めることもできず、目にするものは全て、まるで実態のない無意味な背景画のようだった。 ...
yoko kobayashi2017年1月12日あっという間に数日前にパソコンが壊れた。 しかし、一人で店頭に出向き、理解の出来そうにない店員さんの説明を一応聞き、 家に持ち帰り、接続し、何やら操作したら、 インターネットにつながった。奇跡だ!!!
yoko kobayashi2017年1月8日記憶今まで音楽と共に成長できたこと、演奏してきたことを忘れられるわけがない。 それでも記憶は確実に遠ざかっていく。 私は既にあまりに多くのことを忘れてしまったのではないかと、 時々ひどく不安な気持ちになる。 ライブの勘に関して、そして大きなピアノを鳴らすことに関しては特にそうだ...
yoko kobayashi2017年1月5日新しい年空は高く、じっと見ていると目が痛くなるほどだった。 2017年のはじまりだ。 図鑑で見たことのあるような鳥が道路をつついている。 人が歩く気配を感じたのか、元気いっぱいに飛び立っていった。 記憶というのは何だか不思議なもので、...
小林洋子ピアノ2016年12月30日音楽と離れてビルの5階にあるCAFEから、下方を走る道路をぼんやりと眺める。 私もこんな時間を持てるようになったんだと感じながら 今年一年を振り返る。 自暴自棄にでもならないと決断できないようなことに直面し、 じわりじわりと、どうにかこうにか、這い上がってこれた。...
yoko kobayashi2016年12月29日一歩一歩電車の中で本を読んでいると、毎回車内アナウンスの声がひっくり返り、 私はそれが何だかおかしくて、30分ほどで、本は2~3ページしか進まず.....。 各駅に着く度にそのおかしなアナウンスがあるわけで、考えてみると、 何だかおかしいなと感じた出来事は今年初めてのような。...
yoko kobayashi2016年12月23日2016年今年は、想像だにしなかった出来事に遭遇し、 また思ってもみなかった玉手箱を手にすることもできた。 もう後は上っていくしかない。 今日も青い空がまぶしい。 子供の頃は、空が青いとか、風で木の葉が揺れているとか、 遠い雲だとか、街のほこりをすっかり洗い流してくれる雨だとか、...
小林洋子ピアノ2016年12月16日感想文今日も冷たい一日。 今年は特に冷たく感じられる。 休みを利用して、朝から車の免許更新etc.雑用をこなし、 戻ったのはもう陽も暮れなずむとき。 先月、ジストニアの治療も終わり、 医師に「感想文」を書いて下さいと言われている。...
yoko kobayashi2016年12月9日音符今日は、ぽかぽか陽気の一日。 のんびり歩くのもなかなかいいものだ。 木の葉が風に揺れる音が心地よい。 長年酷使してきた両手のメンテナンスに行く。 思ったとおり、だいぶしわ寄せがきているようだ。 五線紙を取り出し、音符を書いていたら、 五線紙が残っていたこともそうだけれど、...