ずっと大好きでめっちゃカッコいいミュージシャンの曲11曲を、ありったけの気持ちを込めてbassist高橋将氏を共に演奏しました。
演奏終わったら手が震えているのに気づく。
いつもオリジナル曲をやっている私が、長い間愛してやまない人の曲に向かうということは、かなり勇気がいることで、
しかしながら歌心も溢れるセンス良いbassistとのDUOゆえ、きっと楽しいものになるだろうと予想はしていました。
思い起こせば、音楽を聴いて生まれて初めて感動し涙したのは、小学2年生の時「G線上のアリア」だった。
そして生まれて初めて「めっちゃカッコいいじゃん!」ってキャッキャしたのは「Jeff Beck Group」だった。
それからjazzという音楽に於いてJazz Musician が演っていることに憧れを抱いた。
そんなミーハーな私も曲をたくさん書いて自己ユニットでずっと演ってきたけれど、
オリジナル曲を封印し、My Favorite Songs、私の中のスタンダード曲を大切に選んで演奏できたことは嬉しく、良かったなとも思う。
印象に残る一日でした。
11曲をpick upするのはとても難しい。
2024.05.10 横浜エアジンなんでも音楽祭・エアジン55周年記念
小林洋子pf 高橋将eb
1st.
1. Both Sides Now(Joni Mitchel)
2. Goodbye Porkpie Hat(Charles Mingus)
(作詞したJoni MitchellとJeff Beck(アル バムWired)の演奏が特に好きで…..)
Jaco Pastorius♡
3. Englishman In New York(Sting)
※高橋将氏は高校生の頃、塾の行き帰りにチャリ漕ぎながらこの曲にハマっていたらしい。
4. Here, there and everywhere(Paul McCartney)
5. Armando’s Rumba(Chick Corea)
*チック・コリア、ハービー・ハンコック、キース・ジャレットは私のアイドルでした。
2nd.
1. Farmer’s Trust(Pat Metheny)
2. Blue Bossa(Kenny Dorham)
※この曲は私の周りには嫌いな人が多いけれど、私にとってはピアソラのオブリビオンやBill EvansのWe will meet again と同じように、とても美しい憂のある曲。
Kenny Dorham自身が作詞もしているようで、Blueは彼女の瞳の色らしい。
3. Soirée(Earl Zindars)
*将氏が選んでくれた曲。とてもチャーミングで美しい曲でした。
ジャズ好きの方はご存知かと思いますがBill Evansが好んでよくE.Zindersの曲を取り上げています。
4. Dolphin Dance(Herbie Hancock)
5. And So It Goes(Billy Joel)
*何故かこの曲は知らない方が多いようですが、とても素敵なバラードです。
迷わず選びました。
encore
When the Saints go marching in (American Traditional)
「名曲アルバムvol.2 ロック編」というのを期待して下さっている方もいて、
面白そうだな、THE DREIでだったら演りたいかも、なんて思ったりして、
でもあったとしても数年後かなぁと、今はまだ考えられない状況です。
今頃になって心にいろんな肥料がまかれ、見たことのない花が咲き始めたような、
そんな感じです。
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