top of page
執筆者の写真yoko kobayashi

空を見上げて

更新日:2023年5月18日

今日のぽっかり浮かぶ雲は綿あめみたいだ。結構近くまで下りてきてるやんちゃ雲だ笑


日が落ちてから急いで外に出て、何でもう一枚羽織ってないの私!って思う季節。

もうすぐ桜も咲き始める。十二分に桜を愛でることができる大人過ぎる大人に無事成長した。

やっとマスク無しで歩けるようになった。顔が涼しくて心地よい。


歩きながら、五月のゴールデンウイーク辺りも、夕方になるとあ!ちょっと寒い!って感じたっけとたわいもないことを何故か思い出す。

残念なことに5月で思い出せることがそんなことぐらいしかないことに愕然とする。

あ!でも一つだけ、風薫る5月、当時新しく開通した道を歩くのが大好きだったな。

決まり文句の光陰矢の如し。


歳を重ねるのと反比例して、心身ともに元気になっていくって何なんだろう?

復帰するまでの道程は今思い出すこともないけれど、あの日々が無かったら、逆に今頃音楽はやっていなかったかもしれない。

それがあったからこそ今心身ともに健康なんだろうな、きっと。



あの時間を取り戻そうとしている訳でもない。

かと言って、前向きに、前を見て進むことばかりを考える訳でもない。

今はずーっと昔に遡り、落とし物を探して、拾っている感じだ。



そうすると過去にやりたかったこと、諦めたことなどから、また新たな景色が見え始めた。

時には振り返り、後戻りをすることも一理あるのかもしれない。

よく「初心に戻って」と言うけれど、私の場合それとはちょっとニュアンスが違うかも。



しかしこんなことも、昨年末に疾患から解放され、本当の意味での練習に取り掛かることができたから、そんな中でいろんなことを気づかせてくれている。

かといって、やはりリハビリと練習とは全く別物だ、と決めつけるでもなく、

もしかしたらリハビリを練習に出来なかっただけのことかもしれないと思ったりもする。

私には、思っているのと違った動きをする4本の指を目の当たりにし、「さて今日はこんな練習をしよう」という気持ちにはなれなかった、というだけのことだ。



このところの創作意欲には自分でも驚いているけれど、

気付けば、双頭UNITも含め、全部で6つのプロジェクトと相成る。

当たり前だけれど、この6つはそれぞれに違った特徴があり違った趣きがある。

私がやりたいことが全部に詰まっているのだけれど、特にThe Third Tribe とTEAM TUCKSは、例えば北海道と沖縄間位遠くにあるかもしれない笑

こんなことも面白いなぁって思う。




心がいい塩梅なんだろうな。こんな心の内は、もしかしたら明日朝起きたら無くなっているかもしれない。何が起きてもおかしくない世の中だもの。



一生懸命生きてるって実感は、人生初のような気がする。

日常を楽しむことも。



若くして最期を遂げた父の出棺の日に初めて聞いた鶯の鳴き声を思い出しては、

一生懸命に、いい塩梅にのんびりと、強く穏やかに生きていけたらなぁって思う。


















閲覧数:79回0件のコメント

最新記事

すべて表示

生きる

旅の途中

Comments


bottom of page