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執筆者の写真yoko kobayashi

先日のTEAM TUCKS

何か特別なものを感じたんだろうな。

何なんだこれは?と思う間もなく涙がでていた。

演奏中に、こんなみっともないことはない。


cooljojoはピアニストは客席に背を向けていることもあり、それでまだ助かった。ま、いっかぁ、と構わず曲に集中する。


今考えてみる。


フロントの多田さんは、自分のソロが終わってピアノトリオという形になっても、私にはその姿が見えていなくても、共に音楽してくれているのが更に強く伝わってきた。

一瞬一瞬、音を出しているのが一人であっても二人であっても三人であっても、ずっとquartetだった。


加藤の真ちゃんもとても素敵なお茶目さを発揮し、つの健さんも高質のやんちゃさ満載だった。音に深い温かさを感じた。


何て素敵な瞬間なんだろう、

やっとバンドになった、4つのヒダが1つになったり2つになったり3つになったりして音楽が進んでいる、4人が一つになって音楽が進んでいる、おそらくそんなことなんだろうと考える。


涙は止まらず困った。 2部のバラードではとうとうグスグスし始めて、そんな時、多田さんのソロが終わってピアノにまわすものだから、多田さんソロの流れでここはどうしてもp(弱音)でトーーンとロングトーンの気持ちだった。

トーーン、グスグス、トーーン、グスグス、 ピアノもグスグスもp(弱音)は難しいのですよ。特にピアノ線の端から端まで響かせる、芯のある美しい弱音は。グスグスなんかしてる場合じゃないですよね。


感動の根っこは、皆のそれぞれの人生そのものが音楽となって放たれた、音楽に映し出された、ってことなんだと思う。 ひしひしと伝わってくる。皆いい歳だもの。


曲に対する愛情、お互いの音楽をリスペクトする気持ち。


TEAM TUCKSが本当の意味でバンドになれた日、だったように思う。

(客席にはグスグスは聞こえていなかったようでホッと胸を撫で下ろす)


今日の音楽は、熱心なオーディエンスの方々と(一番後ろで聴いて下さっていたマスター長谷川さんも含め)皆一緒になって作り上げたものだったと思う。

もっと多くの方々にTEAM TUCKSを聴いていただきたいと更に強く思う日でした。


演奏後の反省会(という名の打ち上げ)も楽しかった! この日のこの時を共有できた方みんなに感謝いたします。


2023.05.27 本八幡cooljojo 演奏曲目

TEAM TUCKS 小林洋子pf 多田誠司as.ss.fl 加藤真一wb 角田健ds


1st.stage

  1. Parrish Blue

  2. Soar

  3. Bonne yeah rit.......。

  4. お砂場遊び

2nd.stage

  1. Housewives' gossip Session

  2. Flash Forward

  3. その儚さ

  4. Coin Factory

all composed by Yoko Kobayashi


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