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執筆者の写真yoko kobayashi

平凡な日々

私にとって平凡な日とは、仕事の日であれオフの日であれ、練習も含め音楽全般のことに向き合っている時間をキープできている日。

この平凡な日々が実にありがたい。

そして何より凄いことなんだと思う。


心身ともに特に何事も起こらないでいてくれている。


何かしらのストレスはあるのだろうけれど、例えば最近睡眠の質が落ちたような気がするとか、駅ホームで平気で肩をぶつけてくる人に出くわすとか、公共の場でマナーを守らない人がいるとか、そんな時は不安になったり嫌な気分になるけれど、普段は忘れている。


今日は面白い記事を目にした。

人間の脳が最適に機能し続けるには、ある程度のストレスが必要であることが研究で示されていて、ストレスのない人は注意力や集中力、短期・長期記憶、問題解決力、好ましくない行動を抑えるといった認知機能の低下兆候にあるのだそうだ。


ただし、そのストレスは、トラウマになるほど辛いものは含まないという。

つまり、難しい問題や仕事をこなしたり引き受けたりするなどの日常的なものなんだそうだ。


何をストレスと感じるかは個人差があると思うけれど、なるほど、考えてみたらストレスこそが生きていく上でいろんな感情を経験させ、学習を促しているような気がする。

日常生活の小さなストレス要因を克服することで、新しい経験をし、成長できる。


人間は社会的な生きものだから、他者との関りは必要不可欠だけれど、ストレスのほとんどは他者が関わってくる。人との関りが多すぎても少なすぎても困るし、何事も適度がいいなって思う。


やっぱり私が感じている程度のストレスは、(私が思う)平凡な日々を送るためにも必要なことなんだなって思うと、また明日が楽しみに思えてきた。


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