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執筆者の写真yoko kobayashi

復帰からの3年半


感染状況も厳しくなる中、再びライブキャンセルや延期の知らせもよく目にするようになってきました。


それでも私はまだ中止になったギグは少ないほうだけれど、

家に籠る時間も増え、こうなると自然に練習の時間も増え、

新たなメロディーも浮かび、今年に入って既に4曲できている。

(内2曲は一度も演奏することのなかった古い曲の手直しですが)

自然とそれぞれのUNITのこれからも楽しみになる。


CDラックの中から懐かしいものを取り出しては聴いてみたり、

「即興できるようになるには模倣から」に則り、20歳代のように耳コピして

あのかっこいいジャズの8分音符のニュアンスに触れなおしたり、



結構私にとっては楽しい日々が送れているのかもしれない。

まるでjazzを勉強し始めたあの頃にタイムスリップしているようだ。


音楽したくても出来なかった時期、もう元には戻れないんだと諦めていた時期からすれば、

今は十分すぎるくらい幸せなんだと思う。

復帰してからが本当の意味で音楽活動をやっているという実感がある。

心が喜んでいる。心で演奏している。

多くの人々(もちろんミュージシャンも含めて)との10年ぶり、20年ぶり、30年ぶりの再会もあった。


考えてみればその復帰(2018年7月)後、

2019年3月「Nearly Dusk」/ リリース

2020年10月「BEYOND THE FOREST」 リリース

2021年11月「Turn Circle」リリース

そして2022年3月「10フランの幸せ」リリース予定


私のどこにこんなエネルギーが存在しているのか自分でも分からない。

毎年アルバムをリリースしていることになる。

(Nearly Dusk以外)コロナ禍の中ずっとCD発売記念LIVEをやっている訳だ。

初の生配信レコ発もやったなぁ。

普段のLIVEもいろいろとやりながらの(こちらがメインですが)アルバム制作ですから、

どんなに一生懸命に進んできたのか、健康である今の自分に感謝するしかない。


「悠々として急げ」


これはもうしばらく私の人生訓として活き続けるのだろう。





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