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執筆者の写真yoko kobayashi

音楽家の使命は

更新日:2021年8月21日


我々には県をまたぐなといっておいて、国をまたいで大勢のオリンピック関係者(選手も含む)がやってくるオリンピックは許される。それはもう違和感しかありませんでした。


修学旅行や運動会などは中止させておいて、パラリンピック学校観戦?!

もう国民を舐め切っているとしか思えません。

「無理してオリパラ開催して良かった!」と思う人がいるのか甚だ疑問です。

後始末は、IOCやオリンピック委員会ではなく国民に押し付けられるのでしょう。


我々ミュージシャンは今の社会の中で苦汁を飲まされる側にあります。

もう一年半以上です。


十二分の感染対策はもちろん時短営業の要請にきっちり真面目にしたがっているのは、

我々に音場を提供してくれているライブハウスです。

18:00に演奏開始して20:00にはもうお店閉めるんです。お酒の提供もなくです。


しかも、ご来場限定6名様、7名様、10名様、広いところで25名様限定なのです。

音楽好き・ジャズファンの会社勤めの方々は、18;00には到底無理です。

信じられないでしょう?いくら配信があるとはいえ、採算なんか取れるはずもありません。


この状況から脱出した時に果たして余力が残っているのかどうかも分かりません。

ですが、いつも励みになっていることは、こんな状況下でも、

どうしても生の音楽を体中で浴びたいという方々は完全防備で

会場に足を運んでいただき、また遠方にお住いの方々には配信にて応援していただいていることです。もう目頭熱くなります。



音楽は不要不急ではありません。

音楽で助けられた人もたくさんいるはずです。

今の政界に音楽で助けられた経験のある人はいるのだろうか。


我々音楽家に仕事を制限してくれ、仕事をするなと言っておきながら、

何の支援金もない、これこそ非常事態宣言です。



我々音楽家の使命は、 人々が「生きる」ということに光を当て、心からの音を贈り続けること。

それだけです。


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