眺望


20階の窓から広がる高い空を眺めた。

ここ数年、月に一度は眺めたこの光景も今日が最後かもしれない.....

と思いながら。

下方を見渡せば、たくさんの建物はまるでマッチ箱で埋め尽くされているように見えた。

そんな中、隣の低いビルの屋上の手すりに一羽のカラスがとまって、

せっせと毛繕いをし、し終わったらあたりをジ~ッと睨んでいた。

陽光を受けたカラスの背中は黒光りしてたっけ。