top of page
執筆者の写真yoko kobayashi

穏やかな


風のない穏やかな日、道を行く人々は柔らかな陽の光の中を急ぎ足で通り抜けていった。

解放感からか深いため息をついてCAFE に入る。

店内で流れるヨーロッパのジャズ風音楽が耳心地良く響く。

周りを見渡すと、この既視感がどこからもたらされるのか、ゆっくりと記憶をたどる。

意識を集中する。

きっとひと昔もふた昔も前のことなのだろう。

今また音楽を楽しめることに感謝。


閲覧数:11回0件のコメント

最新記事

すべて表示

春の便り

「 春ですよ!トンビが大空でのんびりと歌ってます。 小川の水も歌いながら、あふれんばかりに流れています。 春の光の子が、風に乗って水面を滑ってきてます。 ​ 白梅も二分咲き。 道端に小さな青い花が咲き揃い、山は深く青くて…。 ​...

増える傘

買い物を済ませ外に出ると、雨が降り出していた。 急に降り出した雨に、まるで「あらま、どうしましょ。」と言っているかのように、 5羽のハトが歩道をウロウロしていた。 ​ 私も「しまった、また一本増える。」と思いながら、傘を買いにUターンする。...

充実した日々

自分で考え、行動し、様々な問題(一般的にはごく普通のことかもしれない)を少しずつクリアできていること、 こんなことに充実感をいだく昨今です。 今年に入って特に、よくここまで来れたと痛感しています。 ​ これもみな、応援してくれている人たち、心の支えとなってくれている友人のお...

bottom of page