二台のピアノ


一昨日、ご厚意でスタジオのピアノを使わせていただく。良く晴れた非常に寒い一日だった。

窓の外には大きな道路が走り、太陽の光が、通り沿いに並ぶ木々の枝葉をキラキラと輝かせていた。

何とホッとする時間なのだろう。

昨年なくした私の「居る場所」を、取り戻すことができる日は来るのか。

不安をいだく時には、じっとそれが通り過ぎていってしまうのを待つ。

​通り過ぎた後には、心に鈍い痛みが残る。