処方箋薬局で薬剤師のお姉さんが、
「お薬手帳がいっぱいになっていますので、新しいものをお出ししますね。
何種類かございますがどれになさいますか?」
何種類どころか10種類ほどのお薬手帳を、フフッと楽しそうに出してくれた。
ウサちゃんやヒツジさんなどのキャラクターの表紙を丁寧に見ながら、
結局フッサふさの毛にくるまれたヒツジさんを選ぶ。
薬剤師のお姉さんは終始笑顔で、楽しそうに応対してくれた。
こんな何てことないやり取りに、私自身もほんの少しだけウキウキしていることに気付く。
十分過ぎるほどの大人なのに.....何だかおっかしい。