音楽を聴いて、生まれて初めて涙したのが「G線上のアリア」だった。小学生だった。どこの演奏だったかは覚えていないけれど、今もなお、心がざわざわするとき、イ・ムジチの「G線上のアリア」を聴く。現在は、心が楽になるお気に入りの写真や絵画を見ることも少なからずや。
皮肉にも今は自分の出している音(練習している時の音)を聴くと、心はざわつく。いつになったら少しは良い音が出せるのだろうと、思い始めればますますざわつく。
このところイメージだけは大きく広がるのだけれど、私が音を出した瞬間、
広がったものは見る見るうちに小さく萎む。(>_<)