次にレコーディングをするときは、ここでこのピアノを弾きたいとずっと思っていた場所に、一昨日リハーサルも兼ねていってきました。
piano solo だったら問題ないのですが、ドラムスが入った場合の残響の度合いなど、piano と drums のDUOに適しているかなどのチェックです。
私がここのベーゼンドルファーのインペリアルにこだわらなければ、他に適した空間もあるのでしょうけれど、今回は珍しくこだわっています。
ピアニストによって好みはいろいろあるとは思いますが、この場所とピアノは私にとって特別の思い入れがあり、音楽から遠く離れ、暗い中で日々を送っていた時期の、一筋の光のようなものでした。
一人で出かけていって、一人でその大きな空間を独り占めして、一人でピアノを弾いた時の感情は言葉では表すことは難しい。
you tube 「Free Improvisation」は、たまたまその日に記録として残したものでした。
やはり、このピアノを弾きたい.......と思う。