この日の演奏は非常に難しく感じ、私個人の反省事項も多く、
また次へと進む意欲にかられることとなった。
やはりソロピアノが思うように弾けないと最低限の形になりにくい。
いつも演っている曲の演奏だったけれど、音場のよいスイートレインで、
初めてのTone Momentum だったからか、どうも自分の音がしっくりこない気がしていた。
お互いの音は良く聴こえているのだけれど、どうもブレンドしない感じがずっとしていた。
そうすると自分の下手さ加減だけが聴こえてくるのだ。
唯一、今までと違うのは、それでも最後までめげない、下手は下手なりに何とか最後まで
落ち込まない精神を持続できるようになっていること。
2020年にはソロアルバム「BEYOND THE FOREST」をreleaseしているのだけれど、
それはpiano solo 用に書き下ろした曲もあったり、要するにソロで比較的弾きやすい
曲を選んでいたりする。
ソロを前提に、ソロでの世界をイメージして選曲しているため自然とそうなる訳だ。
Tone Momentum の場合、アルトサックス津上研太氏のオリジナル曲も演るので、
それらをピアノソロで弾く練習をすれば、もっと実際の演奏もより良くなるということだ。
次へのステップとしての、はっきりとした課題が見えたことは大きな収穫なんだと思う。
2022.04.28 中野スイートレイン演奏曲目
Tone Momentum
津上研太as 小林洋子pf
1st.stage
In her case(Yoko Kobayashi)
無銭優雅(Kenta Tsugami)
In the wee small hours of the morning(David mann)
天気雨(Kenta Tsugami)
On rainy days
2nd.stage
1. Childhood friend(Yoko Kobayashi)
2. O grande amor(Antonio Carlos Jobim)
3. 夜雪(Kenta Tsugami)
4. Heavenly Blue(Yoko Kobayashi)
5. A・U・N(Yoko Kobayashi)
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