ベーシストが三嶋大輝氏に変更になったこの日、
直前までスタンダード曲を演ろうかどうか選曲に迷っていた。
私があまりスタンダード曲を演らない理由は、あまりにも私からかけ離れた内容・感情の歌詞であるため、演奏すると自分に嘘をついているようでもあり違和感も多分にあるからだ。
スタンダード曲を演奏するのも楽しい時は、だいたいメロディ楽器が
他にいる時だ。理由は良く分からないけど、おそらくメロディー(すなわち歌詞の部分)を
弾かなくて済むからなんだと思う。
しかしミュージシャンが作った曲はよく演奏する。
例えばBill Evans、Steve Swallow、Wayne Shoter,Herbie Hancock等々、他にもたくさんあるが、それは歌詞がないから。
この日は予想通り、全てオリジナル曲のリハーサルは30分で終わった。
オリジナルの中でも、比較的シンプルなものを持っていったこともあるけれど、
今の若手のミュージシャンは把握力・理解力もとび抜けていることも分かっていたので、
予想どおりのことだった。
ほんとに今の若手は凄い。勉強のための資料は苦労せずに即手に入る。
あらゆる情報が飛び交っている。
こういったことでより早急に疑問解決もできるし、練習にすぐ取り込める。
こういったことも多大に作用してるんだろうなって思う。
かといって無機質でもないし、説得力のある音をしていたりする。
ほんとに楽しかったなぁ。私のオリジナルも共演者によって随分変化するものなんだなぁ。お二方の音世界は素晴らしかった。また共演できたら嬉しいなってつくづく思う。
2022.08.19 町田Nica's 演奏曲目
小林洋子pf 三嶋大輝cb 大村亘ds
1st.stage
Turn Circle
A・U・N
Hopes & Perspectives (Ko Omura)
La consolation
Coin Facory
2nd.stage
Time Difference
Bonne yeah rit........。
In Her Case
On Rainy Days
Housewive’s gossip session
encore : その儚さ
1-3 以外 all composed by Yoko Kobayashi
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