top of page
執筆者の写真yoko kobayashi

2023.07.27 TEAM TUCKS@エアジン

いつもライブ後にセットリストも記していますが、セットリストも含むレポを書いてくだったお二方の感想のご紹介をさせていただきたいと思います。

そろそろ結成2年9ヵ月となるTEAM TUCKSですが、本当の意味で「バンド」らしくなってきました。メンバーはジャズ界では言わずと知れた強者ばかりです。

4人で一つの音楽を作り上げていく醍醐味を満喫しています。尊いバンドです。


(まず西野さんのレポから)


今宵はここです。関内馬車道の老舗名店へ、大好きなカルテットライブを聴きに

【TEAM TUCKS】 小林洋子 / piano 多田誠司 / alto sax, soprano sax,flute 加藤真一 / bass つの犬 / drums


毎回新鮮な驚きを与えてくれる「TEAM TUCKS」。

全曲小林オリジナルを演奏する唯一のバンドです。今日も素晴らしいライブを心待ちにしていたコアなリスナーたちが参集しました。


お店に着いて小林さんと視線が合うと「ニシノさん、いつもの指定席ですね」「今日はつの犬さんのバスドラに注目してくださいね」といつもながらの優しい気遣いに加えて今日の見どころまでコメントを頂戴し、恐縮の行ったり来たりです。


少し前まで体調を崩していた小林さん。そのためなのかいつものように新曲ラッシュとはいきませんでしたが、それでも用意された新曲をさながらお馴染みのレパートリーのようにこなしてしまうメンバーの力量にびっくり。


つの犬さんの足元にはキックペダルが二つ鎮座しています。なるほど、どのタイミングで炸裂するのかに注目です。


お品書き的にはアンコールで演奏されることが多い「Parrish Blue」がオープナーで登場したり、個人的に初聴きの「Keep In Mind」を堪能できたりと、お腹いっぱい胸いっぱいの濃縮された内容に大満足。


新曲「夜の帳が降りてきて」では多田さんのアルトが切なくも狂おしく歌い上げグッとくるものがありました。


加藤さんのベースを全面に押し出した「Fold in Four」もいつも以上に気合いの入った加藤さんのフレーズに痺れっぱなしでした。


鳴り止まぬ万雷のエールに応えての「Flash Foward」ではついにつの犬さんのダブルキックペダルが炸裂。本誌記者も大熱演に圧倒されっぱなしの一夜でした。


聴くたびに観るたびに素晴らしいバンドに深化していく「TEAM TUCKS」。次回ライブは9/14(木)本八幡cooljojo、ゼヒ注目していただきたいバンドです。


1st / Parrish Blue (AS) The Distant Sky (FL) 夜の帳が下りて ☆ (AS) Fold in Four (SS)


2nd / On Rainy Days (FL) その儚さ(SS) Keep In Mind (AS) お砂場遊び (AS)

ENC. / Flash Foward (AS)


(AS) : 多田さんalto sax (SS) : 多田さんsoprano sax (FL) : 多田さんflute

...........................................................


(小澤さんのレポより)


[Team Tucks ] 小林洋子(piano ) 多田 誠司(alto & soprano sax、flute ) 加藤 真一(bass )角田 健(drums )

結成2年半くらいになり、かなりバンドのサウンドが固まってきました。


小林洋子さんのオリジナル曲を演奏するカルテット。 基本的にフォー・ビートの演奏だけれども、変拍子の曲やファンキー・ジャズもある。


個性が立つミュージシャンが集まり、普通のジャズではない自分達の音楽を模索している。

多田誠司さんの心打つサックス、加藤真一さんのベース・ソロや角田健さんのドラム回しは熱くなります。

相当レベルの高い、独自の音楽に高まっていると思う。


配信ライヴチケットは、こちらから

閲覧数:19回0件のコメント

最新記事

すべて表示

生きる

旅の途中

Comments


bottom of page