Tone Momentumは、現在私が抱えているプロジェクトの中では、
一番難しくまた特に勉強にもなるUNITである。
saxのソロ(アドリブ)中に、それをいかによりカッコよく
聴いてもらえるようにするかが私ピアノの役目だと思っているので、
上手くいったときは非常に嬉しく楽しいものだ。
そして問題はその後、何度も言っているけれど、それを受け継いで、
ピアノが一人になるシーンで、いかに進行させていくか、
これが私にとって、全て一人でやらなければならない難しい課題なのです。
DUOだと一回のLIVEで10曲、アンコールをいれて11曲となる。
このDUOに限らず、今私にはボキャブラリーを増やす、新たな表現力を身につける等、
これって、20代の頃一生懸命やっていたことと同じだ、とふと思う。
一番大事なのはリズム全般である。
20代とは違って、瞬発力、集中力、練習時間、閃き、技術etc,
全てにおいて減退しているだろうけど、
音楽家は一生これが続くんだよな、そして満足できる演奏なんて一生できないんだろうけど、せめて最低でも現状維持くらいの練習時間は維持していかなければならない。
現状維持、と言えるようになっただけでも奇跡で、これからも精進したいと思う。
22.10.01 成城学園前cafe Beulmans 演奏曲目
Tone Momentum
津上研太as 小林洋子pf
1st.stage
Beatrice (Sam Rivers)
Ellen David (Charlie Haden)
On Rainy Days (Yoko Kobayashi)
Present (Kenta Tsugami)
無銭優雅(Kenta Tsugani)
2nd.stage
Heavenly Blue (Yoko Kobayashi)
Parrish Blue (Yoko Kobayashi)
Grandfather's waltz (Stan Gets)
Two Large Stones (Kenta Tsugami)
A・U・N(Yoko kobayashi)
encore : Moon River (Henry Mancini)
©Beulmans Yoshioka
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