恥ずかしながら「経済」とは「経世済民」の略語だと、つい最近まで知らなかった。
「経世済民」
世を経め(治め)民を済う(救う)
なんだそうだ。
政治家は当然ご存知のことなのだろう。
(怪しいけど)
今皆苦しい状況にある中、日本はアフリカに4兆円の投資をするらしい。
4兆円と発表されていたが、正確には4兆一千億円らしい。
一千億円は省略できる額ということなんだろうな、きっと。
投資は別にいい、それなりの考えがあるんだろうから。
もうちょっと、どういう理由でそれだけの投資をするのか、
金額よりそっちのほうが大事なことなのではないのか?
既に投資している企業もあるらしいから、
石油とかその辺のことかなとは思うけれど。
ただ、日本は過去に、ケニアに道路改修のためにお金を出しているらしいけれど、
ケニアのほとんどの人は、それは中国がやってくれたことだと思っているらしい。
呆れを通り越した笑いにもならない、要するに一周してまた呆れに戻ってきた。
この4兆一千億円の出どころも、中国だと思われないように出来るのか(笑)
笑い話にもならないけど。
謙虚なのか、奥ゆかしいのか、頭悪いのか分かりませんが.......。
そう言えば、湾岸危機のときも、日本は2兆円弱?の財政支援を行っていたけど、
何の評価も得ていない。
逆にアメリカに「ノー」を突き付けた国ほど高い評価を得ていた。
お金だけ出せばいいってものではないのだ。
もはや自分が日本人であることに誇りを持てなくなっている。
「民を救う」なんてどこかに追いやられ、このところの統一教会のこと、国葬にする意味に関しても何の説明もなく、
説明はこの後されるそうだけど、それは余りにも遅く、国民に問う前に国葬を決定しておいて今更説明も何もあったものではない。発表があるとしたら、国葬やめました、であるべきではないのか?
結局、国際的な評価を得るらしい?ために勝手に決められた国葬には、海外のトップは一体何人訪れるというのだろうか?
民を救うどころか、体裁を繕うばかりの政治だ。
湾岸の時に、多額の支援をしたにも関わらず何の評価も得られない。
支援しても、支援された国の民には、中国だと思われている。
挙げればキリがないけど、
その原因は何なんでしょう?
世界中の政治家でディベートやったら、間違いなく日本は最下位でしょうね。
日本は相手にもされていないような気がします。
世界の人々の「海外に行くとしたらどこに行きたいですか?」の答えは、
日本は確か28位、しかもこれは数年前の統計なので、現在はもっと下がっていると思われます。悲しいな。
今朝も、いつものようにひぐらしが鳴いて、いつものように次に演る曲のことを考えて、いつもと同じ日常で、政治に対してブツブツ言ってられるだけでもまだマシだったなんて状況にならないことを願う。
日本はとても美しい国なのに。
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