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執筆者の写真yoko kobayashi

風待ち月

もう一年の半分が終わろうとしているけれど、やっとライブ会場は以前の活気が戻りつつあるのかなぁと思う。あちらこちらでSOLD OUTのお知らせを見ることも多くなった。


残念ながら私出演の日は、そうでもなかったりするのでしょんぼりもするけれど、

まぁ自分がやっていることを信じて突き進むしかない。


最近は、人のオリジナル曲を演奏することも多く、その曲をゆっくり練習する時間も増えた。

こんなにいろんな人の曲を弾くのも初めてのことじゃないかなぁ?

ベーシストやドラマーは元々そういったことが多いんだろうから、

すごいなぁって思う。いろんなバンドに引っ張りだこの人は尚更だ。

吸収して消化させるにはだいぶ時間がかかるものだと思う。


私は今、その人の曲を練習したり実際に演奏するのがとても興味深く面白い。

それぞれ個性があって、名曲に出会うこともよくある。

それもまた感動的だ。


今年4月に私自身の6枚目のリーダーアルバムをリリースし、

今少し、次に向かってどう気持ちをもっていくかを考える。

何故こんなことになったのかは自分でも分からないけれど、

2018年に復帰し、2019年から毎年アルバムを出していることになる。

毎年、「来年では遅い」と思ってやってきたけれど、

次のレコーディングはもっと先になるだろうなと思う。


何故なら、今「来年では遅い」と思わないからだ。

今度はじっくりUNITの音楽を成長させてじっくり時間をかけたいと思っている。


今与えられているライブひとつひとつに渾身で向かうこと、様々UNITの進化に向けて精進するだけだ。より面白いものを目指し、充実させていきたいと思う。



歩道にポツンと咲く紫陽花は、太陽の光を浴び、にっこり微笑んでいるようにも見えた。

梅雨入りも間近だ。








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