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執筆者の写真yoko kobayashi

TEAM TUCKS ひだひだ団@新宿pit inn

新型コロナウイルス感染者数が過去最高(3000人超)となった昨日、

TEAM TUCKSひだひだ団は演奏しました。


このUNITはコロナ禍に始まり、以来コロナ禍の中進んでいるバンドです。

世の中コロナが蔓延しなければ、いろいろと思いめぐらす時間がなかったならば、

もしかしたら誕生しなかったかもしれないバンドでもあります。

昨夜は5度目のLIVEでした。


TUCKとは布を折り込りこんで出来るヒダです。

それによってよりデザイン性も増し、生地を立体的に変化させる.....。


遠い先を見据えて、自信を持ってこの濃い色違いだらけの面々で演奏している訳ですが、

昨夜はこのバンドのためについ先日作った曲「火光(かぎろひ)」を演奏できたことは、

私にとっては益々先が楽しみとなった一夜となりました。

私自身ももちろん初めて演奏する曲で、表現は難しいですが、まるで線香花火のように、

プチプチと火花を散らしながら、音楽が、バンドが、面白く美しく進んでいくであろう未来が見えたような気がしました。

私自身もドギマギしたリハの時にでさえ、不思議とそんなことを感じたり.....。

私だけが思ったことだとは思います。



人の曲をたくさん演らなければならないみんなは大変だと思います。

私が逆の立場だったらと思うと、頭が下がります。


メンバーお三方皆それぞれ、命をかけて厳しいバンドを駆け抜け、また信頼されてたくさんのUNITの要となり、そして自分の音楽を既に確立している言わずと知れた素晴らしい面々です。


だからぶつからない訳がありません。先々そんなこともあろうかと思います。

大の大人が4人いる訳ですから。


でもそれってとても大事なことですよね。そうじゃなきゃおかしい。



ずっと前だったら自分の演奏上の問題やリーダーとしての力量に欠け、

すぐしょげてバンド解散となっていたようなことでも、

今では複数の人間が集まって一つのことをやろうとしている行動自体に、

とても興味があり楽しくもあり、長く生きてきて今頃?って感じですが、

それぞれの人生をとても尊重でき、感慨深い訳です。

みんなの音からそんな何かを感じ取れるように、やっと私もなれたのでしょうか。

20年前いや10年前では考えられないこのバンドは、正に潮時バンドなのです。



より自由でバンドらしくなるのはもっともっと先ですが、

見事な美しい素敵なカッコ良いヒダを目指し、

コロナも含め、どんな困難が訪れようと、夢のあるバンドでありたい。

このような状況下、ご来場いただいた方々、ピットインスタッフの皆さまに

感謝いたします。

(ピットインネット会員の方はアーカイブにてご覧になれます″2nd.”のみ)


次回のTEAM TUCKSライブは9/16(thu.) 中野スイートレインです。

ご予定に入れていただければ幸いです。


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2021.07.28新宿ピットイン演奏曲目

TEAM TUCKS

多田誠司(as.ss.fl) 加藤真一(wb) 角田健(ds) 小林洋子(pf)


1st.stage

  1. In my memory

  2. The shadow of your smile(Jonny Mandel)

  3. La consolation

  4. Coin Factory

2nd.stage

1. 火光(かぎろひ)

2. Pleasant Garden

3. GENEI(ジェネア)

4. Soar


1-2 以外、all composed by Yoko Kobayashi















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