記憶
- yoko kobayashi
- 2017年1月8日
- 読了時間: 1分
更新日:8月27日
今まで音楽と共に成長できたこと、演奏してきたことを忘れられるわけがない。
それでも記憶は確実に遠ざかっていく。
私は既にあまりに多くのことを忘れてしまったのではないかと、
時々ひどく不安な気持ちになる。
ライブの勘に関して、そして大きなピアノを鳴らすことに関しては特にそうだ。
タッチ、様々な音色、表現、楽器を自分の身体の一部と感じること等、
いちばん大事な部分の記憶を失ってしまっているのではないかとふと思うこともある。
そんな中、3月にまたホールまで出かけて行って、あのデッカいピアノと向き合うことにする。昔やっていたスタンダード曲は何だったか思い出す作業から始まり、それらの譜面も手元にはもう無いことに呆然とするも、あぁそう言えば今は自由にダウンロードできるんだなって
、その事にも呆然とする。
でも今年はまずその日に向って、日々を元気に生きることができると感じている。
趣味を持つことは、日々にほんの少し彩りを添える。




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