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Yoko Kobayashi
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Blog | Yoko Kobayashi Website pianist jazz | 日本
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夢の続き
毎日、時間が過ぎるのが驚くほど速い。 とても充実した日々を送っているのに、その感覚はどこか現実離れしていて、まるで夢の中をずっと歩き続けているようだ。 今年に入ってから、本来の意味での「眠り」を取り戻した。 それどころか、深夜1時に眠り、目を覚ましたら昼間の 12 時 15 分だった日には、自分でも少し驚いた。 やりたいことは山ほどあるのに、家事だけで一日に数時間が過ぎていく。 何か対策を考えなければ、と思いながら、世の中で仕事を持つ奥さまたちは一体どうしているのだろうと考える。 きっと私などより、ずっと睡眠時間は少ないのだろう。 それでも今、生きていて、大好きな音楽を奏で、創り、それに付随するさまざまな作業をしている時間は、どれも楽しい。 この環境や状況が決して当たり前ではないことは十分承知している。 ゆらゆらと夢の中を歩き始めて、もうすぐ 8 年が経とうとしている。 時間はあまりにも速く流れていく。 難病や大病からも解放され(大病に関しては年中行事のように検査は続いているけれど)、 よく眠り、三食をきちんと摂れている。 それだけで、今の自分が
yoko kobayashi
1月11日


多田誠司さんのこと
多田さんご自身の FACEBOOK の投稿で目にした、江戸川でベンチに腰掛け、足を組み、アルトサックスを吹くその姿は、 37 年前と何ひとつ変わっていませんでした。 記憶を辿る。 恐らく広島県福山市にあったライブハウスにて、リハーサルを始める少し前のことだったと思います。 椅子に座り右足を組んで、右斜めに楽器を持って confirmation を吹く同じフォルムの彼を、 37 年前にも見ています。 多田さんを正面から見る位置にいた私は、彼の後ろの上方の窓から陽の光が差していたのを覚えています。ほんとにパーカーが大好きな人でした。 江戸川のベンチに座って吹く姿、何にも変わっていない。 やはり多田誠司さんだって思いました。 37 年前、音楽への思いを手放せず、すべてを置いて上京された多田さん、 私が演奏していたライブハウスにふらりと現れたのが、最初の出会いでした。 人の才能を見抜くことだけは得意な私は、一年半〜2年ほど共演させていただいただろうか。 当時スタンダードをとても丁寧に歌い上げるさがゆきさんの歌声が好きで、ゆきさんも voice にお迎えし
yoko kobayashi
2025年12月25日


高い橋さんと白い石さん
「誰も知らない、橋の上の午後」 青い空がどこまでも続いていた。 橋さんは今日も、日向の匂い、風に軋む音、 自分の影がゆっくり伸びていくのを感じていた。 今日こそは川の中の白く光る石さんに話しかけたいと思った。 橋さん「毎日ここから、空と川を眺めているんだよ。 風は少し冷たいけれど、光はあたたかいよ。 君は、ずっとそこにいるの?」 石さん「うん、ボクは動けないから仕方ないんだ。川の水はきれいだけれど、少し冷たいよ。 太陽は、水の上で揺れているだけなんだよ。一度でいいから、直接陽の光に触れてみたいな」 石さんは橋さんを羨ましく思った。 「君には君の場所があるんだね。 でも、ちょっとだけそこまで行けたらいいのに。」 橋さんは、いつも人を通してきた。でも、立ち止まってくれる人はいなかった。 渡られるたび、橋さんの上には何も残らなかった。 「ここは誰かの途中で、終わりではないんだ。」 橋さんは、自分を作ってくれた木こりのお爺さんに、あの白い石さんにも陽の光を、冷たくならない午後を感じてもらいたい、石さんをここまで連れてきて下さい、とお願いしました。...
yoko kobayashi
2025年12月20日


jazz tokyo LAL小野健彦氏のライブレポご紹介
【私の2025live.vol.60】 横浜日の出町JAZZ FIRSTにて、THE DREIを聴いた。小林洋子(P)高橋将(EB)白石美徳(DS) 洋子さん曰く、エレベを念頭に書いた曲がある程度貯まり意中のベーシストを探していた所高橋さんと運命的な出逢いを果たし協働の途について以降何代かのドラマーを経ながら白石さんに交替して2度目の現場となったのが今宵とのことだった。 まあ、それはそうとして、洋子さんが志向したサウンドの肝を握るエレベの高橋さんしかり、前任の秋元修氏からスイッチした白石さんしかり、共に新進気鋭の表現者を招集したユニットだけに、編成だけを見れば、ピアノ×ベース×ドラムスという所謂ジャズの世界では定番のピアノトリオでありながらも紋切り型のそれには決して収まりきらないであろうことは重々予想した中での幕開けの時。 今宵披露されたのは、アンコールも含め新旧に亘る(中には高橋白石両名が生まれる前!に書き下ろされた作品も)オール洋子さんオリジナルソングブック11編の数々。中に1曲高橋さんに捧げられ彼をフューチャーした躍動感溢るる〈it's s
yoko kobayashi
2025年12月20日


ひらがなのような
2025 年は心の底がゆっくりと波立つようなことから始まり、 結果その波はだんだんと高くなり、どうも目まぐるしく終わりそうだ。 特に心の中が目まぐるしい。 今年の後半は特に、現実の輪郭がすこし曖昧になるような感覚がずっと続いていた。 病院のベッドで寝たきりの母にも会うこともできた。 おそらく会えるのはこれが最後かと、目を閉じたままの母の顔をしっかりと心に刻んだ。 そして私に「うん。」と一言だけ返ってきたその消え入りそうな声も銘記する。 自分の声が遠くで響いているような時間だった。 自己のユニットでは、自分自身がリーダーであるべき姿とは程遠いことに悩まされ、 決断したことに対する責任を持つことを少しは学んだような気がしている。 さぁ心機一転、これで新しく前に進めると思った矢先、 10 月頭に届いた知らせは、胸のどこかを静かにひりつかせ続けていた。 ふと気づくと毎日涙しているではないか。泣いたところで何かが変わるわけではない。 表向きはいつもと同じなのに、自分だけ別の速度で生きているような感覚だ。 大変なのは私ではないのに情けない限り。...
yoko kobayashi
2025年12月4日


あばよTEAM TUCKS
これは TEAM TUCkS の音楽を結成当初から最後まで聴いて下さった伊藤邦明氏の投稿文です。 許可を得て記させていただきます。 初代 drummer 角田健氏に感謝の気持ちも込めて ………….. 【5年ポッキリ!あばよTEAM TUCKS🎶】 11 月 6 日、本八幡 cooljojo で小林洋子率いる「 TEAM TUCKS 」のラストライブ・レコーディングで残り少ない多田誠司の激演プレイに浸る。 私にとって、 7 月にドラマーが吉岡大輔に変更後始めて聴く「 TEAM TUCKS 」であり、しかも、僅か 3 度目のセッションでのライブ録音という状況。それにもかかわらず、加藤真一の安心安定のベースランニングと共に"サックス殺し"と言われる小林のオリジナルを全員で見事に仕立て上げる素晴らしいメンバーたち流石の力量 cooljojo での初演からジャスト5年間の活動を経て、6年目を迎えられない事態に寂しさを覚えると共に何らかの運命を感じてしまう。当時の cooljojo の HP には、 「 2020.11.7 " TEAM TU
yoko kobayashi
2025年11月13日


始まりと終わり
2025年は私にとって良いことも悪いことも「冷静に受け止めなさい」と、どこからともなく叱咤激励されているように感じる不思議な年でした。 でした、と言ってもまだ2ヶ月半ほどありますが、、、 物事には必ず始めと終わりがあり、 新しい挑戦の始まりもあれば、それに伴う別の何かの終わりまで、 でも終わりは次の始まりへの準備期間であり、悲観的なものではなく、皆にとっても新たなスタートを意味することだと思いたい。 後日また大事なご報告をすることもあるかと思いますが、まずはこの先〜11月までのスケジュールをお知らせさせて下さい。 ほぼ、私と共演者のオリジナル曲で繰り広げられる、それぞれの個性もユニットとしての個性もより顕著に表れるであろう、私にとっては、まるで秋の深まりを心臓バクバクしながら感じ取るかのような時となっています。 また来年2026年への架け橋でもあり、多くのことを経験できた2025年への謝意でもあるような気がしています。 ライブは変わらず私に合ったペースで少ないですが、体調を整え力をつけて向かいたいと思います。 どちらかで皆さまにお会いできますよう
yoko kobayashi
2025年10月18日


新参者Black Sabbath
秋の訪れを喜んでいるのか、今朝は窓を開けると野鳥が鳴いている。どこから聞こえてくるのか、しばしば下方で通りを走る車の音でかき消されるも結構長いこと鳴いているようだ。 近頃通りでよく見かけるハクセキレイだろうか、風も爽やか、うんうん、気持ちいいよね。...
yoko kobayashi
2025年10月2日


向かう空洞
努力を続ける人は、それだけでも志を成し遂げているんですよと、ある文豪(お名前は今ド忘れ)の言葉にあったような気がするけれど、エジソンが言うように、 1 %のひらめきがなければ、どんなに 99 %努力しても、その努力は無駄になる。...
yoko kobayashi
2025年8月27日


LIVE REPORTご紹介
昨日の古和靖章(G)小林洋子(P)@本八幡cooljojoにご来場下さったjazz tokyo LALの記事を担当されている小野健彦氏のライブレポをご紹介させていただきます。 【私の2025live.vol.37】 久方振りの訪問が叶った本八幡cool...
yoko kobayashi
2025年8月24日


今が奇跡
昨日は新しく drummer 吉岡大輔さんをお迎えした TEAM TUCKS の第一回目のライブでした。 リーダーの至らなさにより、結成以来こんなに空いたことは初めてでしたが、またこうやって再始動できたことを嬉しく思います。 drummer...
yoko kobayashi
2025年7月25日


ピアノの椅子のお話
以前に何度か blog に記したかと思うけれど、今頃になって自分にぴったりのピアノの椅子の高さに落ち着くってなんか可笑しい。 大の大人が、椅子の高低如きでキャッキャしているのが面白い。 子供の頃の、アイス買って当たり棒だった時のような喜び様。(当たり棒の確率は 2...
yoko kobayashi
2025年7月15日


真っ新な不思議な感覚
こんな感覚って誰もが経験することなのだろうか。 ピアノの椅子が低くなり、ピアノと再び一体感を感じれるようになり、あぁそう言えば遠い昔にはこんな感覚だったなぁと追憶の日々。 決して昔は椅子が低かった訳ではない。 ごく普通だったはずだ。...
yoko kobayashi
2025年6月27日


完治の実感
本日 cafe Buelmans にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました! 私本人は、とても新鮮な気持ちで音楽と向き合うことができました。 結成から 6 年目を迎えた今年、次のステージへの階段を上り始めたんだと実感できる LIVE だったように思います。...
yoko kobayashi
2025年6月21日


我関せずな妖怪
ライブ会場に向かう日、「今日は私、何にも弾けないんじゃないか?想像力・創造力共に皆無なのではないか?」と不安をいっぱい抱えて出かけていた遠い昔とは逆に、今現在はワクワクしながらライブ会場に向かい、楽しい気持ちを持って終わっているのに、ところがライブ会場を出た途端に何か不安の...
yoko kobayashi
2025年6月18日


Michael Pronko氏/Jazz In JapanによるCD「PRESENT」レビュー
素晴らしい review を書いて下さいました。 どうぞご覧ください。 記事の下方に、 2020 年小林ソロ album の review、 2003 年の津上研太 BOZO の 1st.al bum review も載っています。 よろしければこちらもどうぞご覧ください。
yoko kobayashi
2025年6月1日


いとおかし
玉ねぎと生ハムのマリネ、明太子とクリームチーズのディップを作る。 作る?って言っても材料切って一緒にするだけだけどw うち飲みワインの美味しいおつまみだ。 ディップは好みのクラッカーにのせる。 このお気に入りを味わうのはもしかしたら20 年ぶりくらいかもしれないとふと想う。...
yoko kobayashi
2025年5月10日


腑に落ちた出来事
学生時代にそのような調律があることを知ってはいた。でも私にはピンとこないし、そんなピアノに出会ったこともなかったから、とっくの昔にその知識は頭の中から消えていた。 いや、もしかしたら出会ったことはあったのかもしれないけれど、その場ですぐ気付くほどの差ではなかったということか...
yoko kobayashi
2025年4月23日


春の便り
「春ですよ!トンビが大空でのんびりと歌ってます。 小川の水も歌いながら、あふれんばかりに流れています。 春の光の子が、風に乗って水面を滑ってきてます。 白梅も二分咲き。 道端に小さな青い花が咲き揃い、山は深く青くて…。 ...
yoko kobayashi
2025年4月20日


releaseまで
昨年 12 月にレコーディングした Tone Momentum の音源は、ちょうど 2 ヶ月の時を経て、音に関しての作業が終わりました。 今回、今までの録音でも聴いたことのない自分の音に戸惑い、それがどうしてなのか自分で納得いく答えが見つかるのに 2...
yoko kobayashi
2025年3月2日
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