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Yoko Kobayashi
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Blog | Yoko Kobayashi Website pianist jazz | 日本
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ひらがなのような
2025 年は心の底がゆっくりと波立つようなことから始まり、 結果その波はだんだんと高くなり、どうも目まぐるしく終わりそうだ。 特に心の中が目まぐるしい。 今年の後半は特に、現実の輪郭がすこし曖昧になるような感覚がずっと続いていた。 病院のベッドで寝たきりの母にも会うこともできた。 おそらく会えるのはこれが最後かと、目を閉じたままの母の顔をしっかりと心に刻んだ。 そして私に「うん。」と一言だけ返ってきたその消え入りそうな声も銘記する。 自分の声が遠くで響いているような時間だった。 自己のユニットでは、自分自身がリーダーであるべき姿とは程遠いことに悩まされ、 決断したことに対する責任を持つことを少しは学んだような気がしている。 さぁ心機一転、これで新しく前に進めると思った矢先、 10 月頭に届いた知らせは、胸のどこかを静かにひりつかせ続けていた。 ふと気づくと毎日涙しているではないか。泣いたところで何かが変わるわけではない。 表向きはいつもと同じなのに、自分だけ別の速度で生きているような感覚だ。 大変なのは私ではないのに情けない限り。...
yoko kobayashi
29 分前


あばよTEAM TUCKS
これは TEAM TUCkS の音楽を結成当初から最後まで聴いて下さった伊藤邦明氏の投稿文です。 許可を得て記させていただきます。 初代 drummer 角田健氏に感謝の気持ちも込めて ………….. 【5年ポッキリ!あばよTEAM TUCKS🎶】 11 月 6 日、本八幡 cooljojo で小林洋子率いる「 TEAM TUCKS 」のラストライブ・レコーディングで残り少ない多田誠司の激演プレイに浸る。 私にとって、 7 月にドラマーが吉岡大輔に変更後始めて聴く「 TEAM TUCKS 」であり、しかも、僅か 3 度目のセッションでのライブ録音という状況。それにもかかわらず、加藤真一の安心安定のベースランニングと共に"サックス殺し"と言われる小林のオリジナルを全員で見事に仕立て上げる素晴らしいメンバーたち流石の力量 cooljojo での初演からジャスト5年間の活動を経て、6年目を迎えられない事態に寂しさを覚えると共に何らかの運命を感じてしまう。当時の cooljojo の HP には、 「 2020.11.7 " TEAM TU
yoko kobayashi
11月13日


始まりと終わり
2025年は私にとって良いことも悪いことも「冷静に受け止めなさい」と、どこからともなく叱咤激励されているように感じる不思議な年でした。 でした、と言ってもまだ2ヶ月半ほどありますが、、、 物事には必ず始めと終わりがあり、 新しい挑戦の始まりもあれば、それに伴う別の何かの終わりまで、 でも終わりは次の始まりへの準備期間であり、悲観的なものではなく、皆にとっても新たなスタートを意味することだと思いたい。 後日また大事なご報告をすることもあるかと思いますが、まずはこの先〜11月までのスケジュールをお知らせさせて下さい。 ほぼ、私と共演者のオリジナル曲で繰り広げられる、それぞれの個性もユニットとしての個性もより顕著に表れるであろう、私にとっては、まるで秋の深まりを心臓バクバクしながら感じ取るかのような時となっています。 また来年2026年への架け橋でもあり、多くのことを経験できた2025年への謝意でもあるような気がしています。 ライブは変わらず私に合ったペースで少ないですが、体調を整え力をつけて向かいたいと思います。 どちらかで皆さまにお会いできますよう
yoko kobayashi
10月18日


新参者Black Sabbath
秋の訪れを喜んでいるのか、今朝は窓を開けると野鳥が鳴いている。どこから聞こえてくるのか、しばしば下方で通りを走る車の音でかき消されるも結構長いこと鳴いているようだ。 近頃通りでよく見かけるハクセキレイだろうか、風も爽やか、うんうん、気持ちいいよね。...
yoko kobayashi
10月2日


向かう空洞
努力を続ける人は、それだけでも志を成し遂げているんですよと、ある文豪(お名前は今ド忘れ)の言葉にあったような気がするけれど、エジソンが言うように、 1 %のひらめきがなければ、どんなに 99 %努力しても、その努力は無駄になる。...
yoko kobayashi
8月27日


LIVE REPORTご紹介
昨日の古和靖章(G)小林洋子(P)@本八幡cooljojoにご来場下さったjazz tokyo LALの記事を担当されている小野健彦氏のライブレポをご紹介させていただきます。 【私の2025live.vol.37】 久方振りの訪問が叶った本八幡cool...
yoko kobayashi
8月24日


今が奇跡
昨日は新しく drummer 吉岡大輔さんをお迎えした TEAM TUCKS の第一回目のライブでした。 リーダーの至らなさにより、結成以来こんなに空いたことは初めてでしたが、またこうやって再始動できたことを嬉しく思います。 drummer...
yoko kobayashi
7月25日


ピアノの椅子のお話
以前に何度か blog に記したかと思うけれど、今頃になって自分にぴったりのピアノの椅子の高さに落ち着くってなんか可笑しい。 大の大人が、椅子の高低如きでキャッキャしているのが面白い。 子供の頃の、アイス買って当たり棒だった時のような喜び様。(当たり棒の確率は 2...
yoko kobayashi
7月15日


真っ新な不思議な感覚
こんな感覚って誰もが経験することなのだろうか。 ピアノの椅子が低くなり、ピアノと再び一体感を感じれるようになり、あぁそう言えば遠い昔にはこんな感覚だったなぁと追憶の日々。 決して昔は椅子が低かった訳ではない。 ごく普通だったはずだ。...
yoko kobayashi
6月27日


完治の実感
本日 cafe Buelmans にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました! 私本人は、とても新鮮な気持ちで音楽と向き合うことができました。 結成から 6 年目を迎えた今年、次のステージへの階段を上り始めたんだと実感できる LIVE だったように思います。...
yoko kobayashi
6月21日


我関せずな妖怪
ライブ会場に向かう日、「今日は私、何にも弾けないんじゃないか?想像力・創造力共に皆無なのではないか?」と不安をいっぱい抱えて出かけていた遠い昔とは逆に、今現在はワクワクしながらライブ会場に向かい、楽しい気持ちを持って終わっているのに、ところがライブ会場を出た途端に何か不安の...
yoko kobayashi
6月18日


Michael Pronko氏/Jazz In JapanによるCD「PRESENT」レビュー
素晴らしい review を書いて下さいました。 どうぞご覧ください。 記事の下方に、 2020 年小林ソロ album の review、 2003 年の津上研太 BOZO の 1st.al bum review も載っています。 よろしければこちらもどうぞご覧ください。
yoko kobayashi
6月1日


いとおかし
玉ねぎと生ハムのマリネ、明太子とクリームチーズのディップを作る。 作る?って言っても材料切って一緒にするだけだけどw うち飲みワインの美味しいおつまみだ。 ディップは好みのクラッカーにのせる。 このお気に入りを味わうのはもしかしたら20 年ぶりくらいかもしれないとふと想う。...
yoko kobayashi
5月10日


腑に落ちた出来事
学生時代にそのような調律があることを知ってはいた。でも私にはピンとこないし、そんなピアノに出会ったこともなかったから、とっくの昔にその知識は頭の中から消えていた。 いや、もしかしたら出会ったことはあったのかもしれないけれど、その場ですぐ気付くほどの差ではなかったということか...
yoko kobayashi
4月23日


春の便り
「春ですよ!トンビが大空でのんびりと歌ってます。 小川の水も歌いながら、あふれんばかりに流れています。 春の光の子が、風に乗って水面を滑ってきてます。 白梅も二分咲き。 道端に小さな青い花が咲き揃い、山は深く青くて…。 ...
yoko kobayashi
4月20日


releaseまで
昨年 12 月にレコーディングした Tone Momentum の音源は、ちょうど 2 ヶ月の時を経て、音に関しての作業が終わりました。 今回、今までの録音でも聴いたことのない自分の音に戸惑い、それがどうしてなのか自分で納得いく答えが見つかるのに 2...
yoko kobayashi
3月2日


「そうです!私が変なおじさんです!」
もし私が「あなたはいったい?」と問うたらば、即「そうです!私が変なおじさんです!」って返ってくるよな、きっと。そんな気がする。 guitarist 古和さんってとてもユニークな人なんだと思う。 古和さん率いるギター TRIO 、...
yoko kobayashi
2月24日


Glenn Gouldな気持ちw
幼少期からピアノを弾き始めてもうとっくに半世紀は経っているのに、今、特におもしろがっているこの感じは何なんだろナ。 数年前からは本当の意味で楽しめていた感が強いけれど、最近はそれとはちょっと違うおもしろさを感じています。...
yoko kobayashi
2月6日


予測のできなかった当時を思い返した時
いつ頃になるかはまだ分かりませんが次回 release 予定のアルバムは、 2020 年「 BEYOND THE FOREST 」を制作した際と同じ強力スタッフで行ない、現在少しずつ作業を進めていただいているのですが、 2020...
yoko kobayashi
1月16日


魔物が住む不思議空間
今年も昨年と同じように、心身ともに健康で、いつも瑞々しい音楽をお届けできるように心を整えて臨みたいと思っています。 下手の横好きが信念を貫くといったようなことかもしれませんが、何を言われようと自分の想う音楽をまっすぐに進みたいと思います。 そして今現在、昨年 12...
yoko kobayashi
1月10日
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