スペーシーで、瑞々しく、息を呑むような音の広がりのある、
そんな音楽を奏でることができればなぁと思う。
究極の夢はやはりこれだと感じる。
音のつぶを美しい光を放つもので例えれば、
ダイヤモンドではなくやはり真珠の輝き、これに尽きる。
ピアノを弾き始めて既に半世紀を過ぎた今でも、
自分の理想の音楽・ピアノに向かって進む意欲を維持できていることに、
感謝したいと思う。
「やぁ小林、まぁまぁ頑張ってるじゃない」と言いたい気持ちにもなる。
また、気持ちを維持できているからこそ、一日一日を大事に生きていけるのだと思っている。