12月の空気はピンとはりつめ、毎年この時期こんなに寒かったかなぁと、空を見上げて思う。
音楽に関して、来年はこんなことがしたいあんなことがしたい、果たしてどっちを先にやろうなどと思いめぐらす日々。
何十年とやり続けてきたことを突然失い、当たり前のことがそうではなくなった日から、
いろんな人々の支えがあり、今日までやってこれた。
歳はとってしまったけれど、私は生まれ変わったような気がしている。
今までのたくさんの音楽上での経験も含め、それらをそのまま引っ提げて生まれ変われたのだから、こんな好都合はない。
昨年の春、私に与えられた試練は、今非常に感じていること「生きている実感」を与えてくれた。
写真は、先月のYou Tube「two and a half hours of instrumental music」のアップロードの際に提供していただいた内田美代子氏の作品「風遊ぶ丘:薔薇の風」です。
今月2日~10日の内田美代子展では、全ての作品に強く「生命力」を感じました。
「喜び」を変わらぬテーマに~というご本人の言葉通り、生きていればこそ感じることができる心の動きだと感じました。
(写真は写真に過ぎず 、実物を表現できないのが残念です。
躍動感や絵画に表現される心の中の光のようなものが写し出されません。)