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執筆者の写真yoko kobayashi

Great Comporsers

きわめてすぐれた能力を持ち、 その分野で突出していさえすれば、

たとえ性格がトンチンカンだったり人づきあいがまったくダメでも、天才は天才であって、


そしてその音楽で「人をひきつける」ことにおいて、超人的な能力を持ったこのお2人


J.S.BachとÁstor Piazzollaが生きた時代は200年以上もの隔たりがあるけれど、きっと今頃は、こうやって仲良くチャリ漕いでるのかもな。


でも足が細すぎてこれではしんどいでしょ。

篭って曲ばっかり書いてると筋肉落ちてこうなるよ。

そちらの世界でのビーサンはいかがですか?

一緒に海にでも行く途中なのだろうか?


きっとこのお2人、気が合うのだろう。

かったるそうな表情で漕いでいるのも同じだ笑


しかし、そもそも「自転車を漕ぐ」と表現するのは日本ぐらいで、ほとんどの国は「自転車に乗る」という表現をするようだ。

「ただ乗ってるだけで別に漕いではいないんだからしんどくなんかないよー(アッカンベェー)」って言われてるような気がしてきた笑


というお気に入りのTシャツが衣替えの際に顔を出す。


あらゆる方向にイメージは喚起され、この絵から楽しいことがいっぱい飛び出してくる。


ってこんなスケールのでかいデザインをし、

絵を描いた作家さんも作家さんだ。

発注したのはエアジンうめもとさん⁈

うめもとさんが凡その内容を提示されたのだろうか?


バッハとピアソラを一緒に登場させるなんて、この偉大な音楽家お2人と同じように遊び心満載なのかもしれない。まずそのセンスにキューンとくる。


エアジンは今年55周年を迎えたそうだ。

ピットインやアケタの店より長い。

私のわがまま放題の音楽をほぼ毎月ずーっと受け入れて下さっている音場


エアジンの音は、ファンデーションで言えば、グロウではなくマットだ。

女性ならばご存知だろうけれど、一言で言えばグロウは潤い感のある明るさを与えてくれる。

けれどマットはそうはいかない。

少し乱暴な言い方をするば、ごまかしが効かないのだ。

(だから私はファンデはグロウしか使わない笑)


エアジンでのライブ録音CD「10フランの幸せ」は、そう言った意味では、丸裸にされているみたいでちょっと恥ずかしいのですよ。


でもそれだけ私にとっては鍛錬にもなっており、とてもフィット感のある音場なのだ。

たとえグロウファンデであっても何だか落ち着かないフィットしない時もある。

フィット感はとても大事だ。


エアジンではマットで真っ向勝負。

微妙なタッチ、指先の微妙な使い方の違いで、全体的な雰囲気に(柔らかさや硬さも含め)かなりの違いが現れる。だから鍛えられる。


55周年、凄いよなぁ。

「言うは易く行うは難し」だ。

そんなエアジンで、初めてオリジナル曲を封印して、私の中のスタンダード曲を、歌もの大好き、ジャンル問わず歌詞もたくさん覚えていてよく口ずさんでいるelectric bassist高橋将氏と演奏する。


全部が全部人の曲を演奏するのは最初で最後。

とても大切に選択した。


American Traditional

England Traditional

Paul McCartney

Sting

Charles Mingus

Burt Bacharach

Joni Mitchel

Steve Swallow

Billy Joel

John Lenon

Ivan Lins

Pat Metheney

Kenny Doham

Carla Bley

Bruno Martino

Gil Goldstein

Chick Corea

Harbie Hancock

Keith Jarrett


こんな素晴らしいミュージシャンたちのめちゃチャーミング曲をピックアップ、恐れ多くも私の中での勝手にスタンダード曲たちだ。(実はこの中にほとんどのミュージシャンが嫌いだ演りたくないと言う曲も含んでいる笑)

もちろん全部を演るわけではないけれど、後はその日の気持ちで決めたいと思う。この他にもbassの高橋将氏も曲提供してくれると思う。



「何だよ!俺たちの曲がないじゃないか!」って言わないでね、バッハさん、ピアソラさん。(何故選択しないのか弁明すると、また話が長ーくなるのでまた今度ね。)



横濱国際なんでも音楽祭2024

横濱エアジン55周年記念


5/10(金)に出演させていただきます。

皆さんとお祝いできたらいいなって切に思う。


小林洋子pf 高橋 将eb DUO


人の曲を演るということは、私にとっては渾身の勇気をふるうことであり、ひたすらに大事に思い、愛しむ心を向け、敬意の気持ちを表現しきること、

またそうできるように気持ちを持っていける曲、そしてもちろんずっと大好きな曲が私にとってのスタンダード曲。












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