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あばよTEAM TUCKS

これはTEAM TUCkSの音楽を結成当初から最後まで聴いて下さった伊藤邦明氏の投稿文です。

許可を得て記させていただきます。


初代drummer角田健氏に感謝の気持ちも込めて

…………..


【5年ポッキリ!あばよTEAM TUCKS🎶】

 116日、本八幡cooljojoで小林洋子率いる「TEAM TUCKS」のラストライブ・レコーディングで残り少ない多田誠司の激演プレイに浸る。

 私にとって、7月にドラマーが吉岡大輔に変更後始めて聴く「TEAM TUCKS」であり、しかも、僅か3度目のセッションでのライブ録音という状況。それにもかかわらず、加藤真一の安心安定のベースランニングと共に"サックス殺し"と言われる小林のオリジナルを全員で見事に仕立て上げる素晴らしいメンバーたち流石の力量


 cooljojoでの初演からジャスト5年間の活動を経て、6年目を迎えられない事態に寂しさを覚えると共に何らかの運命を感じてしまう。当時のcooljojoHPには、 

2020.11.7 "TEAM TUCKS小林洋子カルテット”小林洋子(p) 多田誠司(as) 加藤真一(b) 角田健(ds)

『個々の音楽性をすでに確立しているこの4人で、そこから遠くに位置する空間を体験したい。異色の顔ぶれによるTUCKSは、より大きな奥行きや 広がり、静寂や美となるだろう。そんな稀有なJAZZを目指す、小林発心の新しいTEAM。』」(抜粋)にマスター長谷川氏の大きな期待が読み取れる。


 この日、補助椅子を総動員した店内は開演を待つオーディエンス同士の会話も多く、それぞれが色々な会場でこのバンドを楽しんで来た生粋のジャズファンだということが分かる。


 店内暗転、簡単なメンバー紹介のあと演奏が始まると待ちかねていたようにハンチングを目深にかぶった男が入ってきた。つの犬こと初代ドラマーの角田健だ。手招きで私の隣の席をすすめる。

 俯きながら真剣に聴き込み、拍手する姿は自分と共にしたバンドへの惜別の想いなのかその胸中は知る由もない。アンコールも終わり、帰ろうとするつの犬を引き止めるも固辞して軽く笑って帰って行った。「TEAM TUCKS」を支えてきたまっことカッコいいドラマーの控えめな退場だった。


 
 
 

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